表題だけで、お食事中の方はゴメンナサイです。
前回、ヘビと熊のことを書きましたが、続きです。

先日山形では、クマ出没警報も発令され、果樹農家さんなどは特に畑を守るため、大変なご苦労をされています。
尤も私の仙台の身内の裏山（たけのこの山でお馴染み）にも、よくクマが来るらしいし、ハクビシンやイノシシもしょっちゅう畑を荒らしに来て、本当に困ってるみたいです。
畑の周囲に張りめぐらせた電気柵に、車のタイヤをひっかけてしまった私は、「触っちゃダメ！」と叫ばれるまで、切れた柵を自力でつなげようとしました・・・
良い子はマネしないでください。

ヘビですが、やはり今年は当たり年というか豊作の年というか（言いません・笑）、数人で集まって話すと、出没のエピソードは枚挙にいとまがありません。
友人Kちゃんのお宅では、先日ボイラー室の中に侵入されたのだと言ってました。
それは、ボイラー室にいつの間にか入り込んだネズミを目的にして来たからだそうです。恐ろしい。

しかし私にも最強の恐ろしいエピソードがあります。
勿体ぶって前回書かなかっただけです（誰が求めてんだよ・笑）。

4年前の8月の、お盆の数日後、それはそれは蒸し暑い日の午後でした。
エアコンをつけてても暑くて、もう床にへばってグッタリでした。
そうだ、冷やしていたメロンを食べようということになったのです。
冷蔵庫のメロンを切って、器に盛って、おっ、スプーンが要るじゃないかと思い、食器棚の引き出しを開けてスプーンを掴もうとしたその時！
・・・私はスプーンじゃないものを掴んだのです。

なんとなんとなんと、ヘビが食器棚の引き出しの中に入っていたのですよ。
当然大パニック！「◎△＄♪×￥●＆％＃？！！！」と絶叫し、隣の部屋へ逃げました。

しかし、このままにはできません。
心当たりのある男友達に電話をして急遽来てもらい、どうするか相談。

まず、食器棚の、引き出し以外の扉から、全て食器を取り出しました。
そして二人で食器棚を運び出し、家の外まで持っていきました。
そこで私はもう友人に託して（押し付けて）、家の中に入って待機。
窓から様子を観察する監督役をすることにしました。（ひどいやつだ・笑）
友人は、引き出しを思い切り開けて、それを地面に向けました。

ニョロニョロッと勢いよく落ちたアオダイショウは、地面を素早く這って、あっという間に我が家の裏の方へ去っていきました。
ええええ！ということは、我が家の敷地内に居座ることに・・・
しかし、友人もあっという間の出来事に、しょうがないじゃんという顔をしていました。
頼んでおいて文句を言うわけにはいきません。
出来れば捕まえて、できるだけ遠くの方へ放してほしかったけど（口だけ達者な監督）。

この衝撃話は、TBSラジオの「ACTION」のクドカンさんの曜日に投稿。
クドカンさんと幸坂理加アナに、期待通りのリアクションをいただきました(笑)
クドカンさんは宮城出身、幸坂さんは秋田出身の、東北コンビだったからか、ヘビあるあるも共感してもらえて良かった。

いやいや、それにしてもなぜ食器棚になんて入り込んだのか、検証ですよ。
食器棚の後ろには窓があり、雑な私は、開け閉めする際に、ちょっとだけ端っこのほうをピチッと閉めずに、1㎝ほど開けてしまうことがあるんですね～
そして同じく、引き出しも、パチンと最後まで押し切ってない時もあって・・・

だから、涼を求めたヘビが、ちょうどの隙間をくぐって、また次の隙間をたまたまくぐって、そこにはヒンヤリしたスプーンやフォークが気持ち良くて、居心地が良くて眠ってしまった・・・
そんな感じだったんだと思います。
ううっ、つまり、自分のせいか・・・のショックと、あのヘビに触れた感触のゾワワワとで、しばらく混乱でした。
友人には以降「食器棚には気をつけなよ」といつも言われます(笑)
（ちなみにその後食器棚は使ってません。）

そしてヘビや熊だけではなく、実は夏場にもうひとつ心配事が。
それは、去年と一昨年に玄関付近に大発生した「マイマイガ」。
こちらも今から不安です。今から殺虫剤をあちこちに噴射（数ヶ月持つという）しておいてますが、どうなるか。(ﾉд-｡)ｸｽﾝ

実は去年「マイマイガ」のシーズン終わりごろに、仕事関係の知人から、「ハッカ油を撒いておくと近づいてこなくなる」と聞き、試したところまあまあ効いたので、でもシーズン終わりが重なったからなのか、よくわからないんですよね～(;^_^A

今年もハッカ油を併用してみます。

こんな大変な毎日をしばらく過ごすことになりますが(笑)、頑張って乗り切りたいと思います。
どうぞ皆様も、良い夏をお迎えくださいね。